>>>他年度 部員の声 はこちらから
58期 榎本有吾
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。初めまして、58期の榎本です。
まず、少林寺拳法部に興味を持って、部員の声のページを開いていただきありがとうございます。
突然ですが、皆さんの好きな時間はどんな時間ですか?
日常の中で言えば、本を読んでいる時間だとか、非日常の時間でも、満天の星空を眺めている時間だとか、人それぞれいろいろあると思います。僕は少林寺拳法部に入って、好きな時間がいろいろできました。演武練習でペアとともにうまくなったと感じたとき、練習後に同期とご飯を食べているとき、他にもいろいろありますが、中でも一番好きなのは自分の練習を終えた後、まだ自主練を続けている先輩や同期の姿を、自分はストレッチをしながら、見ているときです。自分はこうやって少林寺拳法部の一員として迎えてもらっているんだなということに改めて気づいて、少林寺拳法部という環境がとても心地よいと感じている自分に気づいて、何だかあたたかい気持ちになります。
大学に入って、高校生の時よりもリアルな問題として未来の自分のことを考えるようになって、周りにいる同級生たちは自分のやりたいことをしっかり持って輝いているように見えて、自分に自信が持てなくて、不安になるような時もあるかと思います。僕は高校生の時と同じような自分では太刀打ちできない気がしていて、大学ではとにかく新しいことをしてみたいな、しなくちゃいけないと思っていたことを覚えています。少林寺拳法部に入ろうかなと思ったのはサーオリで武道系のサークルを見てみようかなと思った時に、たまたま説明を聞いたことがきっかけでした。少林寺拳法部に自分はついていけるか、その中で自分はやっていけるのか不安はありましたが、とりあえずやってみようの精神で、体験練習や新歓合宿に行きました。普段は大胆なことはできない僕ですが、今から振り返ればよく少林寺拳法に挑戦しようと思ったなと思います。もちろん他の道を選んでいたら、また違った「好きな時間」を見つけ過ごしていたかもしれません。でも今はこの少林寺拳法部での4年間を、僕の好きな時間を、目一杯やりきろうと思っています。
この少林寺拳法部で過ごす時間がまだ見ぬ59期にとって、好きな時間の一つになってほしいなと思いながら、少林寺拳法部に来てくださる新入生の皆さんをあたたかく迎え入れたいと思います。
58期 壬生遥乃
本部活に入部するまでの18年間、私は常に「運動音痴」というレッテルを貼られ続けてきました。走れば転び、泳げば沈み、投げたボールは思いもよらぬ方向へ。大学入学直後の体力テストでは成績不振でフィットネス優先権を獲得。その授業でもあまりの体幹のなさ故に教授に見初められ、「実験の被験者にならないか」と声までかけていただきました。そのような現状を打破する最後のチャンスーーーーーこの思いが、部活体験時の雰囲気や技への興味と相まって、私を入部へと動かしました。
今や私にとって少林寺拳法は、挑戦の場であり、成長の場です。穏やかに過ぎていく大学生活の一部に、刺激やメリハリを与えてくれる存在です。以前より速く動けるようになった。姿勢が良くなったと先輩が褒めてくれた。新しい技を使えるようになった。こうした自身の変化は、少林寺拳法部の一員でなければ味わうことが出来なかったに違いありません。先輩から学び、仲間と切磋琢磨し合うこの環境に身を置くことができ、心の底から良かったと思います。
入部動機の一つであった体力テストの点数は、半年後には30点近く上昇しました。しかし、少林寺拳法の世界においては、私はようやくスタートラインに立つことができた一拳士に過ぎません。これからも常に挑戦する気持ちを忘れることなく日々修練に励むことを、私はここに誓います。
57期 菊地俊弥
新入生の皆さん、この度は合格誠におめでとうございます。受験期には、なかなか成績が伸びなかったり、様々なプレッシャーを抱えたりと大変なこともあったと思います。そんな時、皆さんの心の支えになったものは何でしたか?僕が受験生だった2018の2月にはちょうど平昌オリンピックがありました。僕は高校時代、東大合格を期待されるような成績ではなかったので、格上の相手に勝利する女子カーリングの日本代表や、番狂わせを起こしたモーグルの原大智選手に勇気を貰っていました。一方、僕の高校同期で、元々成績が良く、周囲の期待に応える形で見事東大に合格した友人もいました。彼はむしろ、日本中から金メダルをとって当たり前かのような期待をされ、それでもその期待に応えたフィギュアスケートの羽生結弦選手に勇気づけられたそうです。友人は言っていました。「受験というのはとても理不尽だ。一日何時間勉強しようと本番で失敗しない保証はない。しかし、だからこそ意味がある。」すなわち、大学受験は非常に理不尽だが、人生はそのような理不尽な舞台の連続なので、大学受験は人生において尊い経験だと、彼は言いたかったのだと思います。特にフィギュアスケートのような魅せる競技は、そういう理不尽さが受験と重なる部分があったのでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、ここで部活動の話をしましょう。少林寺拳法の大会競技の一つに演武というものがあります。約束組手で技の完成度や美しさなどを競うものです。大会に向けた練習期間に入ると演武のペアが組まれ、そのペアで大会用の演武構成を考え、それからひたすらにその構成を練習します。「この突きはもっと体重移動した方が良い」「もっと素早く蹴りを出さないと」「もっと体の力を使って相手を投げよう」そんなことを延々考えながら練習します。辛いこともありますがそのような努力の積み重ねで、各々の動きが"強い人"の動きになっていき、演武構成全体がリアルなものになっていきます。しかし、それだけ練習しても本番で演武を見せられるのは予選と本戦それぞれでたった一回。その一回、1分30秒から2分の演武で失敗してしまえば、これまでの練習時間は水の泡になってしまうのかもしれません。ここまで読んで頂ければもうお分かりでしょうが、この演武という競技の理不尽さは大学受験にとても似ています。演武はフィギュアスケートや大学受験と同じく、一発勝負の世界です。優勝レベルの演武が、最後の最後の投げ技の失敗で予選敗退に終わる様を見たことがあります。また、僕自身、大会で足が滑って失敗したことがあります。本当に悔しい思いをしましたが、その悔しさは今となっては僕にとって大切な武器の一つです。僕たちは演武で大会に出場する度に、大学受験と同じくらいの人生経験を重ねていると言っても過言ではないのです。演武が実戦的な観点で批判されることもありますが、僕はこのような理由で、演武が人生においてとても役に立つものだと考えています。
僕は乱捕り(実戦)責任者を務めていますが、演武が大好きです。ちゃんと考えて、本気で練習すれば、実戦の役にも立つものだと思います。しかし、演武の魅力というのは、経験したことのない人には中々伝わりづらいものです。新歓期に話す多くの新入生が、演武より乱捕りに興味を示してくれます。それはそれで嬉しいのですが、この記事を読んで多少なりとも演武の方にも興味を持って下されば幸いです。最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。
58期 鶴岡靖朗
私は経験者として入部しました。高校の初め頃までやっていたのを大学に入って再開したかたちです。技を練習していく中で、昔習ったことを思い出し、懐かしく思うとともに、新しく学ぶこともたくさんありました。やったことのなかった練習方法やあまり意識してこなかったキレの良さなど、新鮮な気持ちで練習しています。
また、私にとって少林寺拳法部は単に練習をする場ではなく、心の拠り所として大切なものになっています。東大は1,2年のうちはクラスとしての付き合いがあるものの、主に会うのは必修科目のときぐらいです。それに対して、部活は、一緒に練習するのはもちろん、合宿で一緒に過ごしたり、一緒に食事や旅行に行ったりと、親密な仲間のいるとても大切な空間になっています。
58期 落合航平
2015年4月末、当時冴えない中学三年生だった私は、地元の少林寺拳法岐阜可児道院で拳士達の前で挨拶をしていた。この日は筆者が約五年間通った道院を去る日であった。道院長の先生からお言葉を頂く。
人生には色々と都合というものがあるから、時には道院を去らなければいけない時もある。それは仕方がない。一番大切なことは、また機会があれば道院に戻って来ようと思える気持ちである。」
大会上位入賞や全国大会出場拳士を多く輩出するこの道院において、私は決して上手い方ではない。というか寧ろ、一応初段を取って黒帯を締めているものの、自他共に認める道院きっての下手糞枠である。そんな自分が戻ってくることなど本当にあるのだろうか…
来たる2019年。冴えない中学生だった私は、冴えない大学一年生になっていた。受験も一段落。思いがけず東大に合格し、これから始まる生活の設計を考えていた。そんな中で、一つ気にかけていたことがあった。
「少林寺拳法部、どうしようか」
腐っても経験者(と言ってしまえば格好いいが)。少林寺拳法については割と知っているつもりであるし、何より道院長の言葉も頭をよぎった。そもそも少林寺拳法というのは老若男女誰にでも出来る護身術というのが売り。大学の部活とはいえ、自分に出来ない筈は無い。見学にも行ったが良い先輩ばかりのようだし、やってみるか。
入部して早一年。私は冴えない東大生。そして冴えない少林寺拳法部員。貪欲に、楽しそうに練習に取り組む同期、物凄い技術と強さ、そして同時に優しさをも持ち合わせる先輩方に日々刺激を受けてきた。そして思う。少林寺拳法は楽しい。道院から大学へ転身はしたが、再び道場の門を叩くこと、それは再び上達を目指し、仲間と切磋琢磨しながら自分を磨くことなのだ。
ところで、少林寺拳法の目的は人づくりである。人づくりとは、半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを考えることの出来る人間を作ることである。思えば過去にこのような話もされた。
「『少林寺拳法を始めて上手くなったことは何?』って訊かれた時に、『上受突(註:少林寺拳法の技の一)です』とかじゃなくて真っ先に『掃除です!』と言える人になって欲しい。」
この言葉からか、一年生部員から一人清掃要員が派遣されることになった時には率先して引き受けた。
私は冴えない学生拳士。冴えない未熟者。大会ではまだスポーツ推薦組や他の上手い人達には勝てないかもしれない。黒帯で二段のくせに小柄で非力かもしれない。体が細すぎて道衣が似合わないかもしれない。体が固くて蹴りが上がらないかもしれない。動きに変な癖があるかもしれない。学業成績も悪いかもしれない。中身も変な奴かもしれない。生物学者になりたいけれど、色んな分野に目移りしているかもしれない。
でも、その「大切なこと」は、いつも心の中にある。
大切なことは、他を思い、自分を磨き続けることだ。
58期 伊藤直毅
経験だなんだよりももっとわかりやすいものの話をしましょう。健康な肉体です。大学生活というのは中学、高校以上に自由なもので、やろうと思えばどこまでも怠惰な生活を送ることができてしまいます。当然体はどんどん鈍っていくわけです。この部活はどうか? 週3回(+自主練3回)の適度な運動を毎週行えるわけです。少林寺拳法が目指すものの一つに「健康増進」がある通り、超健康体が出来上がります。加えて、武道という体の使い方を学ぶ側面を持っているので、体のキレはどんどんよくなりますね。
58期 近藤拓未
丁度一年前、僕は運動会に入るということを選択肢にもしていませんでした。海外への関心から国際系サークルへの入会だけは早々に決めましたが、まだ他に何か、と気に入る団体を探し続けていました。そんな折、少林寺拳法部の存在を知り、その多彩な技の数々、迫力ある演武、純粋な強さが試される乱捕、そして先輩方の雰囲気に魅了され、入部を決断しました。
そんな僕からは、サークルではない部活動だからこそ得られる経験をお伝えしたいと思います。それは、“辛抱”です。
辛抱とは、理不尽なことやただただ辛いだけの練習に耐え忍ぶ、ということではありません。むしろ、そういった事柄はこの部活にとって縁遠い存在です。僕が言いたい辛抱とは、思いのままにならない現状を受け入れつつ自己を成長させようと努力することです。
例えば、部活動である以上参加が必須である練習が決まっているので、バイトなどを理由として好き勝手に休むことはできません。これを自由の制約と言ってしまえば簡単ですが、生活リズムの安定剤としてのはたらきに注目すれば、学業成績の向上や生活スタイルの改善へも役立てることができます。また、少林寺拳法の技の数々の中には修得が難しいものもあり、なかなか上達しないことがあります。そんなときでも現実から逃げずに試行錯誤を重ね続けることで、苦労して技を身につける喜びを味わうことができるとともに、人体への理解も深まります。また、このような生活を続けることで、自分は真剣に少林寺拳法という物事に取り組んでいるんだ、という自信を得られます。
このような経験を積める部活動は、今では僕にとって欠かすことのできない“心棒”であり、日々の活力の源です。59期の皆さんとこの楽しさを分かち合える日を楽しみにしています。
57期 中村美友
少林寺拳法はコミュ力向上のための行…!?
そんな訳があるか!というツッコミが各所から聞こえてきそうですが、敢えて攻めた題名にさせていただきました。
新入生のみなさんは、春からの新生活に期待を膨らませているかと思いますが、その一方で新たな環境に戸惑いを覚える方も多いのではないでしょうか。
私はありがたいことに、コミュ強と言っていただけることが多いので、今回はコミュニケーションにおいて自分が大切にしていることというテーマでお話ししたいと思います。
まず一つ目、実際に人と話す場面で1番大切なことは相手の目を見て話すことです。
人の目をまっすぐに見て話せば、自分の言葉が真摯に相手に伝わりますし、自分は相手と話したいんだ!という気持ちを前面に押し出すことができます。初対面の人とお話するときは特に照れくさいですが、私はなるべく相手と目を合わせるということを心がけています。
次に、相手に合わせたコミュニケーションを心がけることも大事です。相手が積極的に話す人なら耳を傾けることを大切にし、逆に無口な人であれば、天気の話でも最近のニュースでもなんでも良いのでこちらから話を振ってみると良いのではないでしょうか。
最後に、とにかく色んな人に話しかけてみよう精神も大切です。
数人とだけお話して自分のコミュニケーションの幅を定めてしまうのはとても勿体無いので、色んな人と交流して様々な考え方を知るとともに、自分の新たな一面も発見してみて下さい!
さて、冒頭のタイトルに戻りますが、ここまで話したコミュニケーションで大切なこと、実は全部この少林寺拳法部で実践できるんです!
少林寺拳法の演武は二人一組が基本で、相手と目を合わせながら攻防を繰り広げますし、相手と戦う乱捕では相手から一瞬でも目を離したら隙をつかれてしまいます。そのため、一つ目のポイントは常に練習の中で意識できます。
ペアと二人三脚で取り組む演武では、相棒との密なコミュニケーションが必要不可欠なので、自分のスタンスを大切にしながらも相手の考えに寄り添う柔軟性を伸ばすことができます。
また、この部は外部との交流が多いのも特徴で、関東の1年生が一堂に会す新入生合宿や、全国から大学生が集まる本部合宿など色々な人と交流できるチャンスがたくさんあるのです。
そもそも少林寺拳法は、開祖がインド人と中国人の僧が仲良く武道の練習をしている壁画から着想を得て始めたと言われているぐらいなので、実はコミュニケーションとの親和性が高い、というのがこの2年間で私の中で出た結論です!
新入生のみなさん、我が少林寺拳法部でコミュニケーションの極意を学んでみませんか?(注)もちろんメインは運動です。
57期 青木絵莉子
運命って感じますか?
というと新興宗教みたいですが、入部して早2年、私はこの「運命」に(いい意味で)ブンブンに振り回されているのを感じながら、毎日を過ごしています。
始まりは2年前、なんとなく寄った少林寺拳法部のテントでした。その時、特に変わったことや特別なこともなかったのに、どういうわけか、「ああ、自分はこの部活に入るんだろうな」と思いました。
その勘に従って2年間、部活生活については勿論、進路から日常生活に至るまで、部活がもたらす様々なご縁は、絶妙な、本当に絶妙なタイミングで繋がり、私に大きな影響を与えてきました。2つ上の〇〇先輩とは2つ差で、1つ上の♢♢先輩とは1つ差で、同期の⭐︎⭐︎とは同期として、後輩の△△とは後輩として、この少林寺拳法部で出逢いました。誰か1人でも欠けたら今の自分は無かったでしょう。
どうして少林寺拳法部に?とはこれまで沢山聞かれましたが、それは私が1番知りたいです。何故入部したのか、何故あの先輩と、同期と、後輩と、あのタイミングで仲良くなれたのか。分からないことだらけの中で1つだけ言えるのは、「なんだか色々、本当に良かったなぁ」ということです。
私はしばらくこの運命に楽しく奔走しようと思います。
58期 石崎友佳子
私は恐ろしい程スタミナ(全身持久力)がありません。
高校時代は3km走るのに30分はかかりましたし、走った後は息が上がって30分以上何も手につかない状態が続く、といった具合でした。
当時の体力テスト(20mシャトルランではなく1km走で測っていました)での最高点は10点中3点です。マラソン大会などが私の出身校には存在しなかったのが救いでした。
話は変わりますが、少林寺拳法部では、毎年1月頭に鏡開きというイベントで駒場から明治神宮までランニングをします。
私は上記の通りスタミナが皆無だったので戦々恐々でした。
とはいえ、運動部で半年近くを過ごしたので持久力も少しは上がったのではないか、と期待する気持ちも少しはあったのです。しかし、結果は惨憺たるものでした。
皆がハイペース(私がそう感じただけかもしれません)で進む中、私はあっさり取り残されました。
ついて下さった先輩に励まされながら、他の人よりだいぶ遅れてこの日は何とか走りきったのですが、周りとのレベルの差があまりにも激しかったので、流石に反省してスタミナをつけようと1月半ば頃から色々やってみました。
以下、効果があったと思われるもの2つを紹介します。
①バーピージャンプ
大体2週間半くらい続きました。
30秒バーピージャンプを行い10秒休憩するというの1セットにして、最初は6セットから始めました。最終的には9セットやっていました。
ペースは30秒で大体10〜13回くらいでした(本来はもっとハイペースだと思うのですが、私にはこれが限界でした)。
始めたての頃は本当にキツかったのですが、1週間半くらいで最初に比べれば大分楽にやれるようになりました。
余り続かなかったのは、バーピージャンプしかやらないので飽きてしまったのと、気をぬくと騒音になるので音を立てないように意識するのが大変だったからです。
②タバタ式トレーニング
バーピージャンプをやめた代わりに始めたものです。
20秒の運動と10秒の休憩を1セットにして、これを8セット行うという、全身持久力を上げるためのトレーニングとして有名なものです。
部活がない日は基本やるようにしています(大体1ヶ月半程続いています)。余裕があったら少し休憩を挟んでもう8セットやるようにしています。
運動は疲れるものなら基本何でもいいらしい(?)のでその日の気分で色々やっています。
筋トレ系は足付き腕立て伏せや捻り腹筋、プランク、スクワットなど。
有酸素運動はバーピージャンプやマウンテンクライマーなどをすることが多いです。
詳しくはネットで調べてください。あと間違ったことを書いていたらごめんなさい。
これらを始めてから現在大体2ヶ月程経つのですが、先日同期に誘われ血迷ってランニングをしてみたところ、なんと5kmを走り続けることができました(私にとっては走り続けられたのがまず大快挙です)。
かかった時間は約30分です。多分1月当初に比べたら大分成長したと思います。
結果が出て嬉しかったので、ランニングがあまり嫌いではなくなりました。とはいえまだまだペースが遅いので、来年の鏡開きでは皆についていくことを目標に、今後もトレーニングを頑張りたいです。
ここまで長々と持久力について書いてきましたが、もしここまで読んでくださった新入生の方がいましたら、お伝えしたいことが2点あります。
1点目は、持久力があまり無くても少林寺拳法は出来ることです(少林寺拳法で使う筋肉はランニング等で重要になってくる赤筋ではなく瞬発力等を出すのに重要な白筋なのだそうです、詳しくは知りません)。
もちろん、スタミナはあった方がいいと思います。でも、これだけスタミナがない私でも1年間続けることができました。
文化部出身で体力ないから...という方も恐れず入部してください。何とかなります。
2点目は、トレーニングは続ければ必ず成果が出るということです。
すぐに効果が出ることはないでしょう。でも、そこで諦めずに続ければ成果に気づくタイミングがあるはずです。
これは、トレーニングに限った話ではありません。
例えば、皆さんは東大入試に合格するまで、勉強を日々続けてきたことでしょう(中には例外もいるとは思いますが、大半の方には当てはまることではないでしょうか)。
それと同じです。日頃の積み重ねが結果を生みます。
いつも何かに挑戦しようとしても3日坊主で終わってしまうという人は、是非、効果が出るまで頑張って続けてみて下さい。
以上です。思ったより長文になってしまい自分でも驚いています。お読み下さりありがとうございました。
57期 余田奈穂
大学生活は人生の夏休みと言われます。とはいえ、勉強にアルバイトにサークル活動に、やりたいことややらなければならないことは意外に多くて、忙しいと言う人もたくさんいます。
部活があると、確かにそこに時間を取られることは多いです。でも、たとえ部活があっても、やりたいと思うことは、私は絶対に諦めたくはないし、他の部員にも諦めて欲しくないと思います。
大会前はある程度自主練が増えますが、曜日や時間帯などはそれぞれの都合に合わせて調整することも可能ですし、事前に理由を申し出て休みを取れることもあります。例えば、私はこの3月に一週間弱ベトナムでの研修に参加する予定でした(新型コロナウイルスの影響で流れてしまいましたが…)。実は、春休み中にあるNPO法人でインターンの計画も立てていました(これも新型コロナウイルスの影響で延期になってしまい、今はバイト漬けの日々を送っています)。
ただその代わりに、どこもそうかもしれませんが、限られた時間を最大限に活用することを大切にしています。いろいろな制約がある中で、一番大事にしたいことは何か、ぜひ探してみてください。その中でもし、東大少林寺拳法部に少しでも引っ掛かったら、気軽に見に来てもらえたら嬉しいです。部員一同首を長くしてお待ちしております!
58期 五ノ井杏
誰しもちょっと憧れのある、アクロバティックな動き。
自分と、大切な人を守るための武道。
やるとしたら大学生の今しかない、そう思うと諦めきれなくて、入部を決めました。
この部には、多種多様な人がいます。私の同期は、理1から文3まで全ています。出身地もバラバラ。年齢もバラバラ。
でも
先輩かっこいいよね、、先輩みたいになりたいよね、、
こんな動きできるようになりたいよね、、
バラバラの同期と、まったく同じ思いを抱きながら帰りの電車で話すのが、とても好きで幸せです。
練習に行きたいから行く。先輩に教えてもらうのが嬉しくて楽しいからもっと聞く。
少林寺以外でも、才と魅力に溢れた方々ばかりです。少林寺する姿はもちろん最高にかっこいい。
誇れる先輩方と、誇れる同期。誇れるコーチと監督。
「かけがえのない」仲間ができたなあと思います。
まだまだこれから、もっと上手くなってみせます。
バラバラの人たちが、バラバラだからこそ、居場所を見つけて頑張れる場所。
それが東大少林寺拳法部、だと思います。
新入生の皆さんへ、
大学生になって、これから何をしようかワクワクドキドキだと思います。
ゆっくり悩んでください、そしてその一つとして東大少林寺を選んでくれたら、それ以上の嬉しいことはありません。
一緒に最高の毎日を作っていきましょう!
体験練習にて、お待ちしています。
58期 冨井治弥
少林寺拳法は自分にとって、自分を理想像に近づけてくれるツールです。そんなことに、当部に入部してから気づいたのでした。
まずは、行動に「落ち着き」が出るようになる、という点においてです。少林寺拳法には、「八方目」というものの見方があります。相手の全身を視野に入れるような見方で、相手の突きや蹴りに対処できるようになるのです。自分はこれまで、行動にどっしりとした落ち着き、器の大きさが感じられない、と言われてきました。少林寺拳法の修練を重ねれば、鳥のようにキョロキョロと挙動不審にならずとも、物事の全体を見通して落ち着いた行動ができるようになるはずでしょう。
次に、外見的にも精神的にも堂々とできるようになる、という点においてです。少林寺拳法の演武においては、姿勢を良くし見た目をよくするのはもちろん、目配りや行動の節々に出るオーラや雰囲気も、相手を圧倒させるようなものでなければなりません。これも理想像を目指すための大切なカギであり、毎日の練習で注意を向け続ければ、身に付けることができるでしょう。
ぶっちゃけて言えば、これらは「イケメンへのカギ」です。上の2つのほかにも、その要素はたくさんあります。部員紹介のページや、学祭でのイベントを見てみてください。みな部員たちはイケメンでしょう(笑)。
私とその同期である58期は、今まさにその階段を登っている最中なのであり、また新たに入部してくださる新1年生の皆さんは、その1段目を踏み出すことになるのです。
57期 菊地俊弥
新型コロナウイルスの猛威で世の中に様々な影響が出ています。僕の周りでは、大学が早急な対応で授業をオンライン化し、部活やサークルもオンラインで新歓活動や新入生への情報提供を図るなど、人々が前向きに努力をしています。
一方、世の中では悲しい出来事も起こっているようです。ドラッグストアの店員さんが、マスクの欠品に怒ったお客さんにクレームをつけられ怖い思いをしたという記事を読みました。似たような事があちこちで起きているようです。僕はこの記事を見て、礼儀というものについて考えました。
「礼に始まり、礼に終わる」という言葉がありますね。武道の精神やあり方を述べた表現です。それくらい、武道においては礼儀が重んじられています。少林寺拳法も武道の一つですから、我が部にも守るべき最低限の礼儀作法があります。というと、先輩にビクビクしながら部活動をしないといけないのかと思われそうですが、そうではありません。礼儀作法は円滑な人間関係を築くための、言わば"道具"です。悪い言い方に聞こえるかも知れませんが、礼儀作法があるからこそ目上の人にも自分が正しいと思うことを言えるし、どんな立場の人とも対等に議論ができるのです。そういった信頼関係の証が礼儀作法の本来の姿です。ですから、礼儀作法というのは単に目上の人に気を使えということではありません。社会生活を送る上で他人と協力せずに生きて行くことは出来ませんから、どんな人ともお互いを尊重し合い、敬意を持って接し合わなければいけないのです。
また、武道における対戦はとても非日常的な行為です。自分をうまくコントロールできなければ怪我やトラブルを引き起こしかねません。どんな非常事態でも平常心を保ち、対面する人に礼を尽くすということを武道家は訓練しているのです。
新型ウイルスの流行も正に非常事態です。様々な行動を制限され、不安に駆られ、人々は苛立っています。それは店員さんも同じです。こんな時だからこそ、協力して事態を一刻も早く収束させるためにも、全ての人に、互いに尊重し合う「武道家の心」を持って欲しいと思います。
57期 樋口瑠生
こんにちは、新3年生になる電気電子工学科の樋口です!
最近は本当に大変な状況ですね、大学入学後にある様々な楽しみを奪われてしまったことをとても悲しく思います。
この状況になって僕は2年前入学したときを思い出し、その事について、2つお話ししたいと思います。
一つ目は体力についてです。
僕は一年間宅浪しており、その間本当に家から数える程しか出ていなかったのですが、えげつないくらいに心身ともに弱ってしまいました笑。しまいには食事もほとんど喉を通らず、少し歩くだけで息切れがするまでになりました。(なので宅浪は絶対におすすめしません)
今も外出自粛で皆さんあまり外に出ていないですが、気をつけてくださいね。ガクッと体力や元気が気づかない内に無くなります。少しでも運動や筋トレをすると良いですよ。
2つ目はネットの情報についてです。
最近はコロナのニュースで溢れ返ってますね。SNSでもある事ない事たくさん書いてあり何を信じていいかわかりません。
僕も入学当初、体験練習でこの部を気に入り、入ろうと思っていたのですが、ネットで「少林寺拳法」と調べると「弱い」とか「実践で使えない」とか書いてあって、武道を通して強くなりたいと考えていた僕は、しょんぼりとしてしまった覚えがあります。でも今思い返すと全然そんな事なかったです。この部にはとてつもなく強い人もいますし、この部に入って得られたものはとても大きかったです。適当な情報を信じずに、体験練習で感じたことを大事にして良かったと思いました。やはりSNSの情報に惑わされず、ちゃんと自分の目で確かめて、自分の頭で考えることが大切ですね。。
皆さんも次いつ練習が再開されるか分かりませんが、この部に少しでも興味を持ってくれたなら、ぜひ実際に来て部の雰囲気や練習を体験して欲しいと思います。きっと得られるものがあると思います。
ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。それではまた練習ができるようになった時にお会いしましょう。それまで健康に気をつけてお元気で!